経済・企業THE MARKET

長期金利 低下材料なく0.05~0.1%=丹治倫敦

 9月28日の本稿執筆時点で、日本国債10年利回りは、プラス0・05%を超える水準まで上昇している。

 菅義偉首相(当時)の自民党総裁選不出馬を受けて、経済政策への不透明感が強まったことに加え、米国の10年国債利回りが、1・5%まで上昇してきたことも、影響したとみられる。

 米金利は、元々利上げのペースや最終到達点に関して、市場関係者が過剰にハ…

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