経済・企業

投資信託 長期運用に向く「外国株」 信託報酬安く、リスクも分散=深野康彦

投資信託 長期運用に向く「外国株」 信託報酬安く、リスクも分散=深野康彦

 投資信託は「信じて託す」運用商品とも言われることから、商品を選んだ後は運用会社にお任せすることになる。運用会社にお任せ料として運用管理費用(信託報酬)を払う必要がある。払うといっても、保有している投資信託から日々差し引かれる形で負担することになる。運用益は未知数だが、負担する手数料は決まっているため、信託報酬が低い方が運用益を大きくするチャンスは増える。

 また、購入する際にかかる「購入時手数料」については、証券会社や銀行などの販売会社が一定の範囲内で自由に決められる。このため同じ投資信託でも購入時手数料が異なるので比較が面倒だ。そもそも購入時手数料が不要の「ノーロードファンド」ならば調べる手間がかからない。信託報酬が低く、ノーロードの投資信託で長期運用に向く商品は表の通りだ。

残り976文字(全文1355文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

6月6日号

上がる金&揺らぐドル 史上最高値への地殻変動16 米実質金利との逆相関 崩れた背景に中銀の買い ■村田 晋一郎/谷道 健太19 これで分かった! 「金」の基礎知識 Q&A ■池水 雄一 徹底展望 2023年末 金価格の見通し22 2300ドル 非民主的国家が買い増し 西側への不信で分断拡大 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事