過眠症薬開発でつまずいた武田 関係者ら落胆
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過眠症薬開発でつまずいた武田 売り上げ目標の達成困難に落胆
武田薬品工業の湘南研究所で開発するナルコレプシー(過眠症)薬に暗雲が垂れこめている。過眠症は日中から過度の眠気や幻覚にさいなまれる病気で、現状では有効な治療法が確立されていない。武田は、筑波大学の研究者が発見した覚醒物質「オレキシン」を狙って治す過眠症の薬を3種開発していたが、昨年10月にうち1種類の臨床試験を中断。3種類で合計6000億円規模の売り上げを見込んで大きな期待を寄…
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週刊エコノミスト
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