経済・企業深層真相

過眠症薬開発でつまずいた武田 関係者ら落胆

過眠症薬開発でつまずいた武田 売り上げ目標の達成困難に落胆

 武田薬品工業の湘南研究所で開発するナルコレプシー(過眠症)薬に暗雲が垂れこめている。過眠症は日中から過度の眠気や幻覚にさいなまれる病気で、現状では有効な治療法が確立されていない。武田は、筑波大学の研究者が発見した覚醒物質「オレキシン」を狙って治す過眠症の薬を3種開発していたが、昨年10月にうち1種類の臨床試験を中断。3種類で合計6000億円規模の売り上げを見込んで大きな期待を寄…

残り332文字(全文552文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

10月10・17日合併号

EV戦争202314 BYD、実質253万円の黒船EV 圧倒的な低価格で日本に照準■稲留正英17 トヨタのEV戦争 ソフトと製造の競争力確立が急務■中西孝樹23 中国で日本車苦戦 大衆車市場でシェア落とす■湯進26 急成長テスラ サイバートラックは予約200万件■土方細秩子28 日本車への警鐘 EV [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事