日銀の政策を左右する注目2人の後任人事
有料記事
物価高が日本に波及する中でも大規模な金融緩和を継続する、黒田東彦総裁率いる日銀だが、2人のキーパーソンの去就によって政策修正への地殻変動が起きる可能性がある。
1人は7月に任期を迎える片岡剛士審議委員=写真。安倍晋三、菅義偉両政権で大規模な金融緩和を主張する「リフレ派」の学者が次々送り込まれた結果、最高意思決定機関である政策委員会を構成する9人のメンバーのうち片岡委員などリフレ派が4人に上り、政策運営に影響を及ぼしてきた。し…
残り324文字(全文539文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める