《長期金利》当面0.5%に張りつく 丹治倫敦
有料記事
2022年12月20日の日銀金融政策決定会合で、イールドカーブ・コントロール(YCC)の金利変動許容幅を、プラスマイナ0.5%に拡大した。日銀は公式には市場のゆがみへの対応が目的としているが、市場固有の問題に中央銀行がリスクを負って対応するとは考えづらく、説明を額面通りに受け取ることはできない。
この不自然かつ唐突な変心は、政府が緩和修正に傾き、日銀が意をくんだためだろう。資源価…
残り289文字(全文481文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める