新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

法務・税務 選ばれる税理士・会計士

税理士事務所の事業承継は「事業合流」がお薦め 高齢化・後継者問題解決の切り札 中尾安芸雄

「事業合流」はM&Aに強い抵抗感を持つ税理士事務所の承継問題の解決策になる。

>>特集「選ばれる税理士・会計士」はこちら

 国内では、2025年に70歳を超える中小企業経営者が約245万人となり、その約半数が後継者未定と予測されている(中小企業庁:中小M&Aガイドライン)。事業承継は日本経済の緊急課題であり、その解決手段としてM&A(企業の合併・買収)の動きが活発になっている。中でも、高齢化と後継者不足の悩みを抱える税理士業界にとって事業承継は深刻な問題だ。税理士事務所は全国に約5万6000あるが、経営者の30%以上が70歳以上とみられる(15年、日本税理士会連合会「第6回税理士実態調査」から推計)。

残り4151文字(全文4461文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事