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「グローバル債券」を中心とした運用で顧客からの信用を獲得 5バリューアセットの挑戦

未来の予測が困難で、変動性の激しいVUCAの時代。欧米の金融不安も発生し、市場の動向はますます見えづらくなっている。このような中で、日本にウェルスマネジメントを定着させるべく、グローバル債券を中心に、富裕層の資産管理・運用業務を提供するIFA法人が注目されている。5バリューアセットの代表取締役斉藤彰一氏と2人の副社長からその取り組みを聞いた。

メリルリンチ「5つの理念」の体現を目指すIFA法人

 近年、個人富裕層や公益法人などを対象とする資産運用提案ビジネス、「ウェルスマネジメント」が注目されている。金融商品仲介業者として登録を受けたIFA法人の一つ、5バリューアセット(5VA)代表取締役の斉藤彰一氏は、「日本のウェルスマネジメントは、短期的な目先のリターンに目を奪われがちで、結果的に評価損や元本割れを招くことが少なくない。日本のお客様に真のウェルスマネジメントを提供したい、という思いで当社を設立した」と語る。

 社名の「5バリュー」とは、メリルリンチの5つの基本理念「顧客重視」「誠実さ」「個人の尊重」「責任ある企業市民」「チームワーク」のことだ。その名が示すように、5VAはウェルスマネジメント部門で米国トップランクのメリルリンチを理想としており、実際、同社メンバーのほとんどがメリルリンチ出身のベテラン揃いで、豊富なノウハウと知識、成功体験を備えている。

 営業開始は2021年6月とまだ新しいが、斉藤氏をはじめとするコアメンバーは、ウェルスマネジメントにおいて、20年以上の実績を持つ。旧知の仲間たちならではの抜群の連帯感も、5VAの強みの一つに数えられる。わずか2年弱で、約200人の顧客を得て、一人あたりの預かり資産額も多い5VAの実績は深い信頼の証と言えるだろう。

債券を中心に据えた運用を強固なチーム体制で支える

 5VAの基本的な運用方針は、「債券中心」だ。2022年12月末時点の預かり資産の内訳を見ると、債券が60%強と圧倒的な割合を占め、現在のウェルスマネジメントの主流とも言える株式は国内外あわせて2%弱、EB債や投資信託はほとんどゼロに近い。「流行に流されず、地道に着実に運用する」(斉藤氏)ことも5VAの特徴だ。

 なぜ、5VAが他のIFA法人と差別化することができるのか。同社副社長兼ヘッドオブ東京オフィスの山村浩之氏は説明する。

「債券は、株式を上回る巨大な市場規模を有する有効な投資手段です。しかし、日本では個人をバックアップする債券に詳しい専門家が少なく、提供される市場や商品についての情報不足などもあり、富裕層であってもアクセスしづらい商品になっているのです」

 その点、5VAは長年債券に特化してマネジメントしてきたプロフェッショナルのFAが揃っている。さらにこのFAたちを支える同社の組織も独特だ。

「最適な投資を実現するため、対象となる金融商品を正確かつ緻密に事前評価し、適正な価格を導き出し、投資後もしっかりとモニタリングを行い不測のリスクにも対応できるチーム体制を形成しています。リサーチ部門、トレーディング部門、リーガル&コンプライアンス部門、ソリューション部門が一体となってFAを支え、ひいてはお客様との信頼関係を強固にしています」(図参照)と紹介するのは、副社長でチーフ・インベストメント・ストラテジストの上田祐介氏だ。

不安定な時代にこそ、正しく客観的な情報が顧客を守る

 長年、日経ヴェリタス債券アナリストランキング上位にランクインしてきた上田氏は、債券運用における適切な分析情報の重要性を指摘する。「社債などを含む債券運用では、単に格付けや利回りを示すだけではなく、発行体や市場環境に関する適切なリスク情報や評価を伴わなければ、お客様を守る運用アドバイスは提供できません」。

 金融危機やインフレなど、金融市場の不安定さが増している中、ウェルスマネジメント事業におけるより正確な情報、顧客重視を徹底したリスク管理の重要性が増している。

 5VAでは、機関投資家が用いる質的レベルで、国内外の債券投資関連情報をカバーした調査レポート等を、同社のウェブサイトや情報端末を介して、無償で提供している。取り引きに紐づかず中立的に提供されている点が特徴だ。

顧客と互いに尊敬し合える理想的なFAを目指して

「米国ではFAは、顧客を尊敬し、顧客から尊敬されながら、対等な関係を構築し、お客様の人生そのものをサポートする大切な役割を担っています。私たちが目指しているのは、米国のような真のウェルスマネジメントを日本で実現することです」と山村氏は静かに語る。

 斉藤氏は、「複雑で困難なマーケットであればあるほど、右往左往することなく、長期的視座でマネジメントすることが重要。だからこそ、当社が選ばれる自信はある」と胸を張る。

 ウェルスマネジメントの理想的な姿を日本に定着させるため、5VAのチャレンジは、これからも続いていく。

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5VAウェブサイト https://5va.co.jp

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