投資・運用 最強のマンション購入術
中古価格も首都圏突出 条件次第で価格上昇(編集部)
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中古でも条件がよい物件は各都市圏で価格が高騰している。
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中古マンションの騰落率もやはり首都圏が突出して高いレベルとなっている。今回データを提供したマンションレビューによると、「首都圏は各価格帯で平均150%超、中部・関西圏と比較して20%程度の差があり、際立っている」としている。注目される築年数では、「首都圏は昭和築の割合が高く、中部圏は平成築の割合が高い。関西圏は9割以上が平成築」(マンションレビュー)という。昭和築人気のひとつとして、「近年の消費者心理は中古品を以前よりもネガティブに捉えていない」(同)ことがあるようだ。また、最近はリノベーションの流行も中古物件人気の一因となっている。中古物件であれば、購入時や購入後に自分の価値観や好みに合った間取りに改装することも可能だ。人々のライフスタイルはますます多様化しており、住宅に対する考え方もさまざまに変化している。こうしたニーズに中古マンションが対応し始めているのも注目だ。
首都圏
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4000万円、5000万円台では東京都以外の物件もランクインしているが、6000万円台では、都内…
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週刊エコノミスト
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