《長期金利》今が底に近い 宮嶋貴之
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2024年が始まり、足元の長期金利は0.5%台を付ける日が出てくるほど、低下している。要因は、昨年12月の日銀の金融政策決定会合で、債券市場のマイナス金利早期解除の想定とは異なる、ハト派的な見方が示されたためだ。加えて①決定会合以降の植田和男総裁の講演などでも同様の趣旨の発言が見られた、②昨年12月の決定会合の主な意見や今年1月の「さくらリポート」で賃金や物価への慎重な見…
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