新NISAの人気銘柄・ファンドランキング 福島理
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2024年1月にスタートした新NISA。どんな銘柄やファンドが人気なのかを調べた。
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日、米ともに史上最高値を更新するなど、年初から堅調に推移している株式相場。今年1月から始まった新NISA(少額投資非課税制度)では、どのような銘柄が買われているのかが気になるところだ。そこで、新NISAにおける日本株、米国株、投資信託の買い付け口座数のシェア(2024年2月16日まで)でランキングした。
マネックス証券で今年1月以降、個別銘柄やファンドを買い付けた新NISA口座の数を銘柄やファンドごとに1とカウントし、新NISAで買い付け取引のある口座数合計で割ることでシェアを算出した。同じ銘柄やファンドを何度売買しても1とカウントすることで口座数ベースでの人気銘柄・ファンドの傾向を知ることができる。買い付け金額によってもランキングできるが、買い付け金額が大きな特定投資家の影響を受けやすいというデメリットもある。
日本株 高配当銘柄が上位に
株式投資では値上がり益を狙った「キャピタルゲイン」に期待したいところだが、保有期間が恒久化された新NISAでは安定して配当金がもらえる「インカムゲイン」に着目した銘柄が選ばれる傾向にある。特に3%以上の利回りがある「高配当銘柄」が注目で、今後の金利正常化で業績拡大が期待できる三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)、三井住友FG、みずほFGのメガバンク3行がそろってランクインした。
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景気変動の影響を受けにくく、業績が安定しているディフェンシブ銘柄も人気で、1位のNTTはシェアも1銘柄で10%を超える。昨年7月に1対25の株式分割を行ったことで2万円程度と購入しやすい。その他にもJTや、医薬品のアステラス製薬、武田薬品工業などはディフェンシブ銘柄であり、かつ高配当で安定して長期間配当がもらえる人気銘柄だ。日本ではETF(上場投資信託)は不人気だが、唯一、「NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信」が入っている。
米国株 1位はエヌビディア
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