《ドル・円》ドル高の余地は依然大きい 宇野大介
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米長期金利の上昇とドル高は年始に見立てた通りの動きだ。米経済は底堅く、世界の構造的な変化に伴うインフレの高止まりを背景に「米国は今年、複数回利下げをする」という見通しは頓挫すると予想していたが、その通りとなった。ただ、ドル・円相場の上限を1ドル=155円と見立てたことは残念だった。そこで、以下の観点からドルの上値余地は大きいと考え、1990年4月の160円35銭を次のめどとした…
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週刊エコノミスト
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