《穀物》豊作予測で重い上値 小菅努
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米シカゴ穀物先物相場は、上値の重い展開が続いている。米穀倉地帯では、6月に続いて7月も理想的な気象環境が続き、受粉期の段階でも豊作見通しが維持されているためだ。深刻なホット・アンド・ドライ(高温乾燥)は回避され、トウモロコシ、大豆ともに在庫積み増しが進む可能性が高まっている。トウモロコシが1ブッシェル=4ドル台前半と4年8カ月ぶり、大豆が同10ドル台前半と4年9カ月ぶりに安値を更新している…
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