《NY市場》落ち着きを取り戻し、物色の裾野を探る動きが継続 武井章浩
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米国株は8月初旬に急落。7月の雇用統計が悪化し、失業率が今後急上昇するとの懸念が強まったためである。ただ、その後のデータは景気後退の兆候を示しておらず、リセッション懸念は市場でほぼ払拭(ふっしょく)されている。
2024年4~6月期の決算では、米主要企業の大多数が市場予想を上回る利益を出した。インフレが落ち着きを見せ、年内3回の利下げの可能性も見えてきた。金融引き締めが長引くことで景気後退を懸念して荒れた米株…
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週刊エコノミスト
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