《ドル・円》1ドル=160円台に向けた仕切り直し開始か 宇野大介
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7、8月の金融市場は大きく変動した。米国の労働需給の逼迫(ひっぱく)や、インフレが一服する中、米連邦準備制度理事会(FRB)は金融緩和寄りのスタンスに変節、日銀は脆弱(ぜいじゃく)な経済ながらも円安に歯止めを掛けたい政府の意向をくんで利上げを決定。更に金融引き締めの継続姿勢を示した。
しかし、日銀の強硬姿勢は日経平均株価の歴史的な暴落と為替相場の円急騰を招いた。日銀は先々の利上げを封印することとなり…
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週刊エコノミスト
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