《長期金利》米雇用統計の動きが弱ければ先高観復活も 宮嶋貴之
有料記事
日本の長期金利は8月に急低下した。それまでは日銀の円安抑制や低過ぎる実質金利の是正などタカ派的姿勢により、長期金利は1%台の高水準が続いた。しかし、米国雇用統計ショックによって、金融市場にリスクオフの動きが急速に広がり、米金利の低下や円高の進行に伴い、日本の長期金利も急低下。その後、米国の他の経済統計結果を受けて、景気後退懸念と大幅利下げの織り込みが和らぎ、日本の長期金利も下…
残り285文字(全文475文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める