《中国株》景気の減速進み本土市場の上海株は軟調地合い 久保和貴
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香港ハンセン指数は8月に入って反転したものの、上海総合指数は軟調地合いが続く。明暗を分けたのは海外資金動向だ。米国の利下げが視野に入る中、先進国マネーの一部は新興国に環流し、香港株式市場にも恩恵が及んだ。一方、外国人投資家の割合が相対的に小さい本土株式市場には恩恵が小さかった。
景気は一段と減速している。8月の企業景況感は製造業を中心にさらに悪化した。当局はこれまで景気刺激策を…
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週刊エコノミスト
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