《穀物》豊作による需給緩和見通しで安値低迷 小菅努
有料記事
米シカゴ穀物先物相場は、豊作による需給緩和見通しを背景に、約4年ぶりの安値を更新した。8月中旬にクロップツアー(作柄観察)が行われたが、今季の良好な生産環境が再確認されている。米農務省(USDA)が8月に公表した需給報告では、トウモロコシ、大豆ともに6年ぶりの高い在庫水準が見込まれている。ただし、8月下旬以降は中国など消費国の在庫手当てが活発化したことで、弱気になっていた投資家の買い…
残り291文字(全文485文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める