マーケット・金融 THE MARKET

《穀物》豊作による需給緩和見通しで安値低迷 小菅努

 米シカゴ穀物先物相場は、豊作による需給緩和見通しを背景に、約4年ぶりの安値を更新した。8月中旬にクロップツアー(作柄観察)が行われたが、今季の良好な生産環境が再確認されている。米農務省(USDA)が8月に公表した需給報告では、トウモロコシ、大豆ともに6年ぶりの高い在庫水準が見込まれている。ただし、8月下旬以降は中国など消費国の在庫手当てが活発化したことで、弱気になっていた投資家の買い…

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