投資・運用 いまこそ始める日本株

プロに聞く注目銘柄「学びを得られる身近な企業」藤野英人・レオス・キャピタルワークス社長

 日本の代表的な成長株ファンド「ひふみ投信」の運用責任者を務めるレオス・キャピタルワークスの藤野英人社長が、お宝銘柄の探し方を伝授する。(構成=稲留正英・編集部)

>>特集「いまこそ始める日本株」はこちら

藤野英人〈ふじの・ひでと〉レオス・キャピタルワークス社長 1966年富山県出身。野村投資顧問(現野村アセットマネジメント)、ジャーディン・フレミング(現JPモルガン・アセット・マネジメント)、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントを経て、2003年レオス・キャピタルワークス創業。

 ひふみ投信は、昨年くらいからより長期の目線で投資する方針にした。その理由はAI(人工知能)の普及だ。AIの進歩は非常に速く、短期的な投資は、今後数年以内にAIの自動売買に置き換わる可能性がある。そこで、投資における人間の役割を考えると、未来を「予測する」ことではなく、未来を「創る」ことに重点が置かれることになる。つまり、より長い目線で経営陣と価値観を共有するなど、「エンゲージメント」の要素が大切…

残り2053文字(全文2498文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

10月8日号

いまこそ始める日本株第1部18 金利復活で「バリュー株」に妙味 高配当株や内需株が選択肢に■中西拓司21 「雪だるま式」に増やす 配当重視で3大商社に投資 株式で現役時代上回る収入に ■鈴木 孝之22 プロに聞く 藤野英人 レオス・キャピタルワークス社長「銘柄選びは身近なところから学び得るのも投資の [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事