米モデルナCEO、コロナとインフルエンザの混合ワクチンを来年、欧米で投入へ--日本では26年以降期待、売り上げは再び成長軌道へ
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米製薬会社モデルナのステファン・バンセルCEOが17日来日し、週刊エコノミストの単独取材に応じた。同社は、メッセンジャーRNA(mRNA)技術を用いた新型コロナウイルスワクチンの開発・製造で知られる。同氏は日本の事業戦略を検討するため、定期的に日本を訪れており、今回の来日もその一環。同日、神奈川県藤沢市の「湘南ヘルスイノベーションパーク」で開催したパネルディスカッションでは、同施設内に2027年までにワクチンの開発・製造拠点を開設する意向を表明している。編集部では今回、バンセルCEOに業績、株価や今後の製品投入の予定について聞いた。(聞き手=稲留正英・編集部)
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週刊エコノミスト
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