マーケット・金融 THE MARKET

《原油》中東の不安定化があっても中国の需要減少で70ドル水準続く 小菅努

 米ニューヨークWTI原油先物相場は、1バレル=65.27ドルまで値下がりし、昨年5月以来の安値を更新した後、70ドル台前半まで切り返した。中国の石油需要環境の悪化、北半球の行楽シーズン終了を受けて、需給緩和見通しの織り込みが優勢になっている。国際エネルギー機関(IEA)は、中国の石油需要が減少に転じていることを報告している。しかし、中東でイスラエルとヒズボラの戦闘が激化する中、下げ一服後は…

残り296文字(全文493文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

10月15日・22日合併号

歴史に学ぶ世界経済第1部 マクロ、国際社会編18 世界を待ち受ける「低成長」 公的債務の増大が下押し■安藤大介21 中央銀行 “ポスト非伝統的金融政策”へ移行 低インフレ下の物価安定に苦慮 ■田中 隆之24 インフレ 国民の不満招く「コスト上昇型」 デフレ転換も好循環遠い日本■井堀利宏26 通商秩序 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事