《原油》中東の不安定化があっても中国の需要減少で70ドル水準続く 小菅努
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米ニューヨークWTI原油先物相場は、1バレル=65.27ドルまで値下がりし、昨年5月以来の安値を更新した後、70ドル台前半まで切り返した。中国の石油需要環境の悪化、北半球の行楽シーズン終了を受けて、需給緩和見通しの織り込みが優勢になっている。国際エネルギー機関(IEA)は、中国の石油需要が減少に転じていることを報告している。しかし、中東でイスラエルとヒズボラの戦闘が激化する中、下げ一服後は…
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