《今週のポイント》7~9月期のインバウンド消費動向調査(10月16日)安田拓斗
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インバウンド消費の好調は続くか
10月16日に観光庁から7~9月期のインバウンド消費動向調査が公表される。4~6月期の訪日外国人旅行消費額は2兆1370億円(2019年比68.6%増)で、コロナ禍前を大幅に上回った。
内訳をみると、訪日外国人旅行者数は19年比7.4%増と小幅な伸びにとどまったが、物価高の進展や平均宿泊数の増加(19年差0.5泊増)により1人当たり旅行支出は19年比54.0%増と大きく増加した。平均滞在期間が長い欧米からの旅行者数が、米国(19年比54.5%増)、カナダ(同50.7%増)、ドイツ(同26.5%増)などを中心に増加したことで、平…
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週刊エコノミスト
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