《中国株》12月予定の中央経済工作会議を注視せよ 久保和貴
有料記事
上海総合指数、香港ハンセン指数が下落している。米大統領選でトランプ氏の大統領就任が確実となる中、関税引き上げなどの対中強硬策が今後さらに強化されるとの見方が背景にある。また、11月8日に閉幕した全国人民代表大会常務委員会において、追加の景気刺激策の発表がなかったことも失望を誘った。
一方で実体景気には底入れ感が出ている。10月の自動車販売は前月から持ち直しており、政府による耐久財買…
残り290文字(全文483文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める