新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

マーケット・金融 THE MARKET

《今週のポイント》日銀短観12月調査(12月13日)上野剛志

早期の利上げ判断を補強するか

 日銀短観12月調査が12月13日に公表される。日銀は今後の金融政策について「経済・物価の見通しが(物価上昇率が2%程度で安定していくという)日銀の想定通り実現していくとすれば、それに応じて政策金利を引き上げる」方針を掲げていることから、今回の短観が日銀の見通しに沿った内容になるかが注目される。

 短観のヘッドラインである企業の景況感については、輸出・内需ともに一進一退の域を出ていないことを踏まえると、限定的な動きにとどまると予想される。つまり、大幅な改善は期待しづらいものの、もともと日銀は景況感について「良好な水準を維持している」(10月の展望リポートより)との判断を示しているため、大きく悪化しなければ問題はない。

残り366文字(全文691文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月10日・17日合併号

2025年に上がる株16 トランプ旋風は日本にチャンス 年末に日経平均4万3000円■谷道健太19 トランプ氏は防衛、金融に追い風 日経平均は4.6万円以上目指す ■広木 隆20 政治関連銘柄 トランプ政策で資源に強い三井物産 「103万円の壁」関連でタイミー■天海源一郎22 日本のトランプ銘柄 ス [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事