経済・企業

「労働力調査」の新指標が示す 日本の労働供給余力はわずか=神林龍

    眠れる労働力があるとの希望的観測は根強いが・・・(Bloomberg)
    眠れる労働力があるとの希望的観測は根強いが・・・(Bloomberg)

     2018年1~3月期から、総務省統計局が発表する「失業率」に新しい定義が加わったことをご存じだろうか。年4回発表される詳細集計に、従来の「完全失業率」に加えて、「失業率」という数値を約70年ぶりに復活させ、日本の労働市場の供給余力を多面的に示すようになった。

     もともと、失業の定義は

    (1)仕事をしていない

    残り5886文字(全文6039文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,000円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    6月25日号

    残る・消える地銀16 本業の貸し出し低迷続き 半数超で衰える収益力■岡田 英/白鳥 達哉17 地銀全104行 収益力ランキング20 指標別ランキング 〈与信費用〉 4分の3で増加、想定超も21          〈貸出金利回り〉3割が「1%割れ」22          〈不動産業向け貸出比率〉大正が [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    最新の注目記事

    ザ・マーケット