為替 110円挟み上下=市川雅浩
有料記事
今夏のドル・円相場は方向感に欠けた。米中貿易摩擦問題でも、トルコ・ショックでも世界の金融市場が大きく混乱することはなく、米国株は堅調に推移し、円は全面高にならなかった。円が主体的に取引されなかったことがドル・円膠着(こうちゃく)の一因だ。目先、日米貿易協議は注目材料だが、米国が為替問題を前面に出し、日本に激しく2国間協…
残り242文字(全文402文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める