新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

マーケット・金融 特集

知らないと損する生前贈与と遺産分割と信託商品=向山勇 信託銀行の使い方

「教育資金贈与」大ヒットの秘密

 富裕層向けのイメージが強い信託銀行だが、最近は一般個人向け商品の品ぞろえを増やしている。ファイナンシャルリサーチ代表の深野康彦氏は「その中でも大ヒット商品と言えば、教育資金贈与信託」という。

 この商品は、子や孫に1人当たり1500万円まで教育資金を非課税で贈与できる特例を利用したもの。信託協会のデータによると2013年に取り扱いが始まって以降、急激に受託を増やし、18年3月末時点で累計契約件数は約19万4000件、受託額は約1兆4000億円に達している。

 深野氏によれば、「教育資金贈与信託は、知る人ぞ知る使い方があるのも人気の理由」という。基本的には、教育資金を生前贈与するための商品だが、相続が発生してからでも利用できる。

残り1878文字(全文2209文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事