編集部から 浜田健太郎/小島清利
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今年8月、ソウルを訪れカジノを初めて体験した。日本でもカジノを解禁する法律が成立。取材の糸口を探るため2泊3日の旅に出た。
2日目午前、ソウル東部の漢江(ハンガン)沿いの丘に建つカジノに入った。本物の賭博場の雰囲気に押されながら簡単そうなルーレットのテーブルに着いた。
10万ウォン(約1万円)分のチップを買い、隣り合う四つの数字に賭ける「コーナー」を集中して攻めた。最初の賭けは失敗したが、その後は数回、続けて当たりチップがどんどん増えた。
思わずにんまりするが、長居すればソウル観光があまりできなくなる。早く切り上げようと思い、残りのチップすべてを「00」に賭けた。当たれば36倍の配当だが、無情にも00の隣に玉が落ちた。
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週刊エコノミスト
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