資本提携で「蚊帳の外」 ユニー社長の寂しい立場
有料記事
ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)とドンキホーテHDの資本提携で、ユニー・ファミマHDの副社長で傘下のスーパー、ユニー社長を兼務する佐古則男社長=写真=が「蚊帳の外に置かれた」との見方が業界内で出ている。
提携は、ユニー・ファミマHDがドンキHDに資本参加して、ユニーの全株式をドンキに売却、ユニー・ファミマHDは傘下のコンビニ、ファミリーマートとサークルK・サンクスの経営に集中するというもの。
緊急会見が行われた10月11日は、元々、ユニー・ファミマHDの中間決算発表が予定されており、登壇予定者としてユニー・ファミマHDの高柳浩二社長とともに佐古社長の名もあった。だが、会見では、佐古社長の姿は無かった。「佐古社長がいれば、高柳社長も売却の意図を説明しづらい」(業界関係者)背景があったようだ。
残り165文字(全文523文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める