ソフトバンクとの戦略提携 見方割れるトヨタの「本気度」
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10月4日にモビリティーサービス分野での戦略的提携を発表したトヨタ自動車とソフトバンクグループだが、両者の提携の“本気度”については、業界の中でも見方が分かれている。
両者が共同で設立した合弁会社「モネ・テクノロジーズ」の出資比率を見ると、ソフトバンクが50・25%、トヨタが49・75%と、わずかだがソフトバンクが筆頭株主になっている。これには「自前主義が強いトヨタが、合弁会社とはいえ出資比率でマジョリティー(過半数)を取らず、相手にリードさせる形にするのは、これまで聞いたこと…
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週刊エコノミスト
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