国際・政治

国会で数多く質問に立つ議員を選ぶ「三ツ星国会議員表彰」=磯山友幸

田原総一朗会長から表彰された大西健介議員
田原総一朗会長から表彰された大西健介議員

衆議院15人、参議院1人選出 質問時間トップの維新串田氏ら

 

国会で数多く質問に立つなど活躍した議員を選ぶ「三ツ星国会議員表彰」が10月25日、都内で行われた。NPO法人「万年野党」(田原総一朗会長)が毎国会後に実施しているもので、今回は、2018年の通常国会だった第196国会が対象だった。

 今回「三ツ星議員」に選ばれたのは衆議院議員15人と参議院議員1人。加えて、質問内容が同僚議員などから評価された議員4人が「特別表彰」された。12年から始まった三ツ星表彰は今回で10回目。表彰式には大半の対象議員が出席し、ジャーナリストの田原会長から表彰盾を受け取った。

 衆議院で質問回数が最も多かったのは日本維新の会の串田誠一議員(55回)で、質問時間でもトップ(1182分)だった。質問回数や時間の上位には、立憲民主党の川内博史議員(1026分で3位)や共産党の高橋千鶴子議員(36回で3位、1069分で2位)らがおり、いずれも三ツ星議員に選ばれた。政党別でトップだった国民民主党の山井和則議員や、公明党の中野洋昌議員も三ツ星議員となった。

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