法務・税務稼げる特許・商標・意匠

オープン&クローズ戦略 技術使用可否を使い分け ユーグレナ=新井信昭

    ユーグレナは食品加工などの技術は積極的に特許出願(同社提供)
    ユーグレナは食品加工などの技術は積極的に特許出願(同社提供)

    <注目事例4>

     ビジネス業界では、技術の「オープン&クローズ戦略」がさまざまな製品で使われている。オープン領域では関連情報を公開して「みんなで一緒に」と誘って市場拡大を目指し、拡大する市場の中では「自分にしかできない」コア技術をクローズ領域としてシェアを守る、というやり方だ。

     オープンとは、技術そのものを公開したり、取得した特許の使用を有償・無償で認める(ライセンス供与する)ことだ。NHKの連続テレビ小説「まんぷく」の立花萬平のモデル、故安東百福氏は、インスタントラーメン市場を拡大するためチキンラーメンの特許を開放したと言われている。

     これに対しクローズは、技術を秘匿するか(見せない、出さない、話さない)、特許を取得し、他人に使わせ…

    残り1971文字(全文2291文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,000円(税込み)が、今なら特別価格980円(税込)

    2019年3月末までのお申し込みで6カ月間は特別価格でご提供

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    3月26日号

    為替でわかる世界経済20 ドル・円の膠着生む 米1強とリスクオフ ■大堀 達也22 割安で放置されるドル 進まない円安 ■高島 修24 予想実質金利が示す円高進行 ■内田 稔26 「1ドル=114円」程度まで円安は進む ■佐々木 融28 為替予想で覚えたい プロが重視する5つの指標 ■市川 雅浩  [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    最新の注目記事

    ザ・マーケット