法務・税務

ケリー氏がチェックを「無力化」か “ブラックボックス”の高額報酬=山口利昭

    トップの座を追われたカルロス・ゴーン氏
    トップの座を追われたカルロス・ゴーン氏

     カルロス・ゴーン会長は毎年、10億円前後の報酬を日産自動車から得ており(表2)、国内上場企業の役員報酬で上位を争っていた。しかし、日産自動車の意思決定の仕組み上、取締役会は各取締役の報酬決定を会長に一任していると思われ、他の取締役は、実際に開示されるまで、会長の年間報酬はいくらだったのか分からなかったと推測される。役員報酬がこれだけ高額になった理由について、企業統治(コーポレート・ガバナンス)上、検証する必要がある。

     日産自動車のガバナンス報告書や有価証券報告書を読むと、同社はいわゆる監査役会設置会社で、取締役会に…

    残り879文字(全文1140文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,000円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    7月2日号

    老後2000万円貯める! おまかせ投資16 高まるアクティブ人気 中小型株は「宝の山」 ■稲留 正英/吉脇 丈志18 投信の「迷信」を斬る! 危うい「インデックス信仰」 “本格志向”投信の選び方 ■中野 晴啓20 開示資料は情報の宝庫 投信と長く付き合うための“五つのP” ■竹川 美奈子22 外国株 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    最新の注目記事

    ザ・マーケット