米景気後退すれば日経平均2万円割れも=前川将吾
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2019年の日経平均株価は、2万円台前半でのレンジを推移した後、一時的に下抜けると見る。
年前半は、米中や日米の貿易交渉、欧州政治、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ、中国の景気対策の規模などを巡り、投資家が一喜一憂すると考える。例えば、米中貿易戦争が激化すれば政策期待が高まる(逆も然(しか)り)など、これらの材料のどれかは失望を招き、どれかは安心材料となるだろう。また、世界の経済情勢も「減速したが、“まだ”底堅い」というどっちつかずの状態であることを踏まえれば、各材料に対する投資家の楽観…
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週刊エコノミスト
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