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生産性 人口減少社会への挑戦 企業は「付加価値増大」に努めよ=茂木友三郎

都内で開かれた日本生産性本部のシンポジウム
都内で開かれた日本生産性本部のシンポジウム

 世界的な保護主義の台頭やグローバル競争の激化など、国内外の環境が劇的に変化するなか、日本は人口減少に伴う労働力不足や「人生100年時代」を迎え、あらためて「生産性改革」が喫緊の課題となっている。

 生産性とは、アウトプット(産出)をインプット(投入)で割ったもので、商品やサービスの生産に必要な設備や原料、労働力などがいかに効率的に使われたかを示す指標である。

 生産年齢人口の急減を目前に控える日本が活力を持ち続けるためには、分子(付加価値)を大きくし、分母(労働投入)を小さくする改革を遂行し、労働生産性を向上させるほか道はない。

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