2019カレンダー 改元、参院選、消費増税、G20=小玉祐一
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2019年は、新天皇の即位と改元が行われる日本社会にとって大きな節目の年となるが、政治・経済面でもいくつかの重要な節目を迎える。
まず、このまま安倍政権が続けば、11月20日には首相としての通算の在職日数が2887日に達し、桂太郎元首相を抜いて憲政史上1位に躍り出る。安倍晋三首相としては、史上最長政権にふさわしい「レガシー」が欲しいところ。北方領土、拉致、憲法といった積年の課題のほか、経済政策面では、社会保障と税の一体改革に注力する姿勢を示している。
ただ、選挙の結果次第では政局が大きく動く可能性もある。19年は4月の統一地方選後、7月には参院選が控えている。憲法改正問題と絡み、安倍首相が衆院選とのダブル選挙に踏み切る、あるいは憲法改正の是非を問う国民投票を含めたトリプル投票となる可能性もささやかれている。
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週刊エコノミスト
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