大阪市出資会社が高層ビル 「維新」出身市長自賛に失笑
有料記事
2025年国際博覧会(大阪万博)の会場となる大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」(大阪市此花区)に高さ約275メートル(55階建て)の高層ビルを建設する計画が昨年末、発表された。建設主体は大阪市営地下鉄民営化に伴い発足した大阪メトロで、同市の吉村洋文市長(大阪維新の会政調会長)はツイッターで「強烈すぎる。これが大阪の活力だ」と絶賛。さらに「スゲェわ。大阪メトロ。民営化の威力は凄まじい」と自賛した。
だが大阪メトロは市の100%出資会社。ある国会議員は市長の姿勢に「維新は過去のタワー建設を批判してきた。自分たちが作る側になると絶賛するとは」と失笑する。
残り222文字(全文500文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める