厚労省統計問題で一変 与党、選挙控え恨み節
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今国会は与野党対決法案もなく、荒れ模様にはならない──はずだったが、厚生労働省の毎月勤労統計問題で様相は一変した。第1次安倍政権時の「消えた年金問題」をほうふつとさせるだけに、政府・与党は国会開会前に炎上を食い止めようと躍起だった。
与党は、野党の求めに応じて衆参両院の厚労委員会の閉会中審査を1月24日に開いた。厚労省が同日を目指していた特別監察委員会の報告書公表も22日に前倒しさせた。失業給付などの過少給付に…
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週刊エコノミスト
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