今週のポイント 1月の景気ウオッチャー調査(2月8日) 昨年末の急落から持ち直すか=上野剛志
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2019年1月の景気ウオッチャー調査の結果が2月8日に内閣府から発表される。同調査は、タクシー運転手や職業安定所の職員、コンビニの店員など景気の動向を敏感に感じ取る人たちに、景気の現状や先行きをどう見ているか調査している。速報性があり、景気への先行性も高いとされる。集計されるコメントによって、具体的な経済動向を読み取れるのも利点だ。
18年に入ってからの景気の現状判断DIは、年初の寒波や野菜・ガソリン価格の高騰、夏場の自然災害などの影響などから、「横ばい」を意味する50の節目を下回る状況が続いた後、自然災害の影響剥落に伴って11月には一旦50を突破した。
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週刊エコノミスト
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