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追悼 堺屋太一さん デフレ予見した先見の明=小峰隆夫

     経済評論家、作家、政治家と幅広く活躍した堺屋太一さんが2月8日に亡くなった。83歳だった。堺屋さんは1998年7月から2000年12月まで民間人閣僚として経済企画庁長官を務めた。私はこの時期、前半は物価局長、後半は調査局長として仕えた。堺屋さんが大臣を退任した後も、ごく最近に至るまで、年に一度は当時の経企庁幹部と懇談する機会を設けてくれた。

     身近に接した堺屋さんは正に「知の巨人」であった。驚くべきはその博覧強記ぶりである。日本・世界の歴史、政界・財界の人物評、経済事情、統計データ、とにかく何でもよく知っている。「どうやってこういう知識を身に着けるのだろうか」といつも感心するばかりだった。

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