機械 下方修正でも堅調 対象事業を注視=佐野友彦
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機械メーカーの2018年度業績予想の下方修正が相次いでいる。1月10日、安川電機による19年2月期の下方修正から始まり、同3月期のファナックや日本精工などが従来予想から減額した。ただ、株価はむしろポジティブに反応、投資家は中国での需要減少などの悪材料を想定の範囲と受け止めた、と筆者は捉えている。機械セクターの今後を展望するには、業種を細かく分類した「サブセクター」の動向を注視することが重要だ。
下方修正した機械メーカーの株価は、発表の翌営業日から2月15日までの終値で、安川電機14・3%高、オムロン3・5%高、ファナック0・6%高と値を上げ、日本精工も2・7%安にとどまっている。
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週刊エコノミスト
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