新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

教養・歴史 書評

『小さなパン屋が社会を変える』『データは騙る』『その情報はどこから?』『違和感のススメ』

『小さなパン屋が社会を変える』 菅 聖子著 ウェッジ 1400円

 柔らかい「パンの缶詰」を手掛ける栃木県・那須塩原のパン屋さんの物語。店主は阪神・淡路大震災を機に、一般的だった乾パンより食べやすい保存食を作ろうと奮起。特殊な紙で缶内部の結露を防ぐなど改良を重ね、苦心の末に開発に成功する。さらに賞味期限が近づいた缶詰を回収、国内外の被災地や飢えに悩む人たちに送るという有効活用の画期的な仕組みも考案した。利益と社会貢献を両立させ、多くの賛同を集める。まさにタイトル通りの活躍ぶりだ。(W)

残り724文字(全文968文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

11月26日号

データセンター、半導体、脱炭素 電力インフラ大投資18 ルポ “データセンター銀座”千葉・印西 「発熱し続ける巨大な箱」林立■中西拓司21 インタビュー 江崎浩 東京大学大学院情報理工学系研究科教授、日本データセンター協会副理事長 データセンターの電源確保「北海道、九州への分散のため地産地消の再エネ [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事