石油メジャー「脱炭素」は建前 化石燃料拡大に巨額ロビー費
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石油メジャーが脱炭素化の動きをアピールしている。英BPは機関投資家との間で温室効果ガス排出量の開示で合意し、米エクソンモービルも環境対策の共同組織である「石油・ガス気候変動イニシアチブ(OGCI)」への参加を表明した。
背景には、株主や機関投資家らの圧力がある。環境配慮などを企業に求めるESG投資の運用残高はいまや31兆ドル。金融機関やファンドは化石燃料企業から投資撤退を決めるなど、石油会社もESG投資を無視…
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週刊エコノミスト
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