週刊エコノミスト Online書評

等身大の女性僧侶と空海と日々の仏教との関わりを考える=高部知子

×月×日

 スタジオジブリの「かぐや姫の物語」。昨年亡くなった高畑勲監督の最後の作品だが、私の周りにも「あんなに号泣した映画はない」と感想をもらす人が多い、実に深い映画だったと記憶している。その中で静かに流れてくる主題歌「いのちの記憶」を歌っている二階堂和美さんが書いた本『負うて抱えて』(晶文社、1500円)を読んでみた。

 彼女はお寺の生まれで、跡取りが自分たち姉妹しかいない都合上、得度する必要があった。今は歌手であり、僧侶であり、母親であり、という毎日を過ごしているらしい。そんな彼女の言葉を読んでいると、なるほど仏教って「人間学」「生活学」なんだな~と思う。

残り1023文字(全文1305文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

10月4日号

新制度スタート! マンション管理必勝法14 動き出した二つの評価制度 住人の意識改革が始まった ■荒木 涼子/白鳥 達哉18 よく分かる「評価制度」 高得点獲得のポイント ■荒木 涼子20 国の制度もスタート 自治体が優良管理を「認定」 ■白鳥 達哉23 迫る「第三の老い」 ここまで深刻な管理員不足 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事