ルノーFCA統合なら影響必至 抵抗の日産に逆風か
有料記事
日産自動車が筆頭株主の仏ルノーとの経営統合に反対し続ける中、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)がルノーに経営統合案を持ちかけた。ルノーも提案には前向きだ。FCAの統合提案はルノーにとどまっているが、その先にはルノーと連合を組み、電気自動車や自動運転の技術で先行する日産と三菱自動車との協業も視野に入っている。
ルノーは統合に反対する日産の西川広人社長の交代を画策していたが、日産は西川続投を決めた。ゴーン前会長の不正看過や業績悪化などの責任論は出たものの、経営の継続性を優先したためだ。
残り187文字(全文440文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める