新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online 深層真相

セブン永松社長に“短命観測” 本命は商品本部出身者か

 社長就任から間もない、セブン─イレブン・ジャパン(セブン)の永松文彦社長に“短命政権”の観測が出ている。永松氏は、かつて加盟店に対応するオペレーション本部ゾーンマネジャーなどを歴任している。加盟店問題で辞任に追い込まれた古屋一樹前社長の後任には、加盟店との間で高まったあつれきを沈静化させる人物が必要で、「いわば緊急リリーフで白羽の矢が立った」(業界関係者)との見方だ。

 さかのぼると、同社の歴代社長は鈴木敏文氏(現・セブン&アイ・ホールディングス〈HD〉名誉顧問)を除き、栗田裕夫氏、工藤健氏、山口俊郎氏の3氏とも、いずれもゾーンマネジャーの経験がある。これに対し、山口氏の後任だった井阪隆一氏(現・セブン&アイHD社長)は商品本部一筋。井阪氏と永松氏は同期入社で気心は知れているものの、「商品本部の経験のない永松さんは、2、3年でお役ご免となるのではないか」(同)と…

残り168文字(全文554文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事