NY市場 米中貿易摩擦で後退する楽観論=小林正和
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米株式市場では年明け以降、米連邦準備制度理事会(FRB)のハト化(金融緩和推進)と米中貿易協議の進展期待が下支えし、心地よい「適温相場」が継続するとの見方が大勢であった。しかし、5月に入ってトランプ大統領が対中関税引き上げを表明したことから米中貿易摩擦が再燃し、楽観論は後退している。
こうした中、5月30日にトランプ大統領がメキシコに追加関税を課すと発表。米ダウ工業株30種平均は終値として約…
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週刊エコノミスト
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