マーケット・金融THE MARKET

欧州株 米関税動向で下振れ懸念=桂畑誠治

 欧州株式市場では5月末に実施された欧州議会選挙で右派ポピュリスト(大衆迎合主義者)が懸念されていたほど議席数を伸ばさなかったことが好感された。しかし、米中貿易摩擦の激化、世界景気の不透明感の強まりを背景に、主要株価指数は下落した。

 目先は、米国の中国からの輸入製品全てに25%の関税が賦課されるほか、米国による中国企業への輸出規制強化が通信機器関…

残り261文字(全文435文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月9日号

EV失速の真相16 EV販売は企業ごとに明暗 利益を出せるのは3社程度■野辺継男20 高成長テスラに変調 HV好調のトヨタ株 5年ぶり時価総額逆転が視野に■遠藤功治22 最高益の真実 トヨタ、長期的に避けられない構造転換■中西孝樹25 中国市場 航続距離、コスト、充電性能 止まらない中国車の進化■湯 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事