投資・運用エコノミストオンライン

テキスト、位置情報などビッグデータ 金融業界で広がる「投資判断」活用=嶋村武史

投資・運用の判断が今後、大きく変わる?(Bloomberg)
投資・運用の判断が今後、大きく変わる?(Bloomberg)

 金融業界でビッグデータを「投資判断」に活用することが試みられている。従来、投資判断では、公的機関が発表する国内総生産(GDP)や雇用といったマクロ経済情勢にかかわる経済統計、個別企業の財務情報、株価などの「伝統的データ」と呼ばれるものが用いられてきた。しかし、最近はこれまで使われることのなかった新しいデータが使われており、伝統的データと対比する意味で「オルタナティブ(代替的)データ」と呼ばれる。

 典型的なオルタナティブデータの種類としては、(1)個人が生成する情報(テキストデータ、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディア上の情報など)、(2)ビジネスや取引の過程で生成される情報(クレジットカードやPOS=販売時点情報管理=のデータなど)、(3)センサーなどによって取得、生成される情報(衛星写真、位置情報や流動人口など)──が挙げられる。

残り1781文字(全文2160文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

10月3日号

金利ある世界18 長期金利の居場所の探り合い 10年国債が主役に復活する日■稲留克俊21 絶えざる資産インフレとデフレ■水野和夫22 ドル・円 米金利上昇で景気失速、金利低下 1ドル=130円の円高を目指す■吉田恒24 日本株 企業に生じた「インフレ利得」 「マイナス金利」が追い風に■黒瀬浩一27 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事