分野別MaaSで勝つ企業 オペレーション支援 ブリヂストンがタイヤ管理=阿部哲太郎
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MaaSはまだ黎明(れいめい)期だが、その市場は大きく(1)MaaSプラットフォームの運営、(2)地図や決済機能といったMaaSに必須のサービス提供、そして(3)MaaSの実用化時、プラットフォーム周辺でメンテナンス、駐車、給油給電、金融・保険といったさまざまなオペレーションの支援──に分けられる。このうちオペレーション支援は裾野が広く、今後多様な業種から参入が相次ぐだろう。
例えば、MaaS時代はクルマ1台当たりの稼働率が上がるため車両メンテナンスは需要拡大が確実視される。特にタイヤなど各パーツの故障予知を含めたメンテナンスが重要となる。また、カーシェアリングを組み合わせて自動車の稼働効率を上げるには、駐車場の対応も必要になる。
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週刊エコノミスト
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