INTERVIEW 宮岡冴子 モネ・テクノロジーズ企画・渉外部長
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クルマから得られるデータを付加価値に変える基盤を作る
ソフトバンクとトヨタ自動車が出資して設立されたモネ・テクノロジーズ。今後の事業展開の方針などについて聞いた。
(聞き手=加藤結花・編集部)
── どんな事業を目指しているのか。
■「国内のあらゆるクルマとつながるプラットフォームの構築」を目指している。位置情報や速度情報など自動車に関するデータは、メーカーごとによって仕様が異なっている。そのため、サービス事業者がクルマを活用したMaaS事業を始めようとしても、現状では各社ごとに提携するしかなく非常に手間がかかる。モネ・テクノロジーズの役割は、その手間をなくし、サービス事業者が一元的に使えるようにするプラットフォームを作ることだ。例えるなら、各社ごとに異なる「言語」を、モネが共通言語に「翻訳」するイメージだ。
── 資本参加はソフトバンク以外は自動車メーカーだ。
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週刊エコノミスト
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